本日午後、地震発生を想定した避難訓練を実施しました。今回の避難訓練の目的は、地震発生時に身を守る基本的な行動や避難経路、避難場所等を確認することでした。生徒は、担任の指示をよく聞き、適切な行動をとることができていました。
避難訓練後の講評では「天災は忘れた頃にやってくる」「正しくおそれる」という2つの言葉を紹介しました(詳細は本HP「校長講話等」からご覧ください)。いずれも、物理学者の寺田寅彦の警句です。寺田寅彦には、随筆家の一面もあります。その随筆「小爆発二件」では、「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」と記しています。
地震に限らず様々な天災等から身を守る基本的な行動等については、学校でも避難訓練を計画的に実施するなど指導をしていきます。ご家庭におきましても、防災用品の準備やいざというときの避難場所、連絡方法などの確認をお願いします。