2024/01/10 | 不審者侵入を想定した訓練 | | by 三尻中 |
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昨年3月、戸田市で刃物をもった男が中学校の教室に侵入し、対応した教員が重傷を負う事件が発生しました。それ以来、本校では2回、警察関係者を講師とした教職員対象の訓練を実施しました。さすまた等を使用し、生徒を避難させ、警察が到着するまでの時間を稼ぐという訓練です。その際に、生徒自身が身を守る手段を学び、防犯意識を高める必要性についてもご指導をいただきました。
本日の避難訓練では、不審者役の警察官が侵入した3年生の該当クラスだけでなく、全ての学年・学級で動画配信をしていましたので、緊迫感も伝わったと思います。また、バリケードをつくること、不審者と距離をとることなど、身を守る手段も学ぶことができたと思います。
校長の講評として、私からは2つのお願いをしました。1つは、生徒一人一人が自分の身を守ることを第一に考えるとともに、先生や大人の指示をよく聞き、落ち着いた行動をとることです。2つ目は、日頃の学校生活で、来校者に挨拶をする際、何かしらの「異変」を感じたら近くにいる大人に教えてほしいということです。本日の避難訓練を振り返り、不審者対応マニュアル等の見直しを行います。学校として、引き続き、安全の確保に努めてまいります。