今月上旬には3年生を対象に実施した全国学力・学習状況調査の本校の結果が届けられました。いずれの教科(国・数・英)でも、国や県の平均正答率を上回る結果となりました。国や県の指定を受けて、教育課程の研究を進めている成果の1つであると考えています。当該教科では、領域や各設問の正答率にとどまらず、「解答類型」に着目し、本校生徒の誤答傾向など詳細の分析を進めているところです。
先日は、全学年を対象に実施した埼玉県学力・学習状況調査の結果も届きました。本校の学力レベルをみると、3学年8教科中7教科において県全体のレベルを上回っていることがわかります。1教科は同レベルでした。県の学力・学習状況調査では生徒個々の学力の伸びを確認することができます。今後の学習指導に生かしていきます。
過日実施した校内研修会では、全職員が過去問を含めた全国学力・学習状況調査の問題を実際に解いてみました。自身の専門教科でない教科の問題を解くことで、例えば国語で身に付ける言語能力が他教科等の学習活動の土台になることを実感することもできました。また、数学の学習内容と他教科等の学習内容とのつながりなどを考えることもできました。