今年3月、新聞で日本の伝統技法「金継ぎ」(陶器の欠けやひび割れを漆や金を用いて、つなぎ合わせて直す技法)の記事を読んだ際、東京2020パラリンピック閉会式での国際パラリンピック委員会・パーソンズ会長のスピーチを思い出しました。パーソンズ会長は、「金継ぎ」を紹介した上で、「金継ぎとは、誰もがもつ不完全さを受け入れ、隠すのではなく大事にしようという考え方です」とお話になりました。
私は、当時このスピーチの場面をテレビ画面を通じてみていました。とても印象に残っています。パーソンズ会長がお話になった「金継ぎの考え方」を、本校の前期人権旬間にあたっての人権集会講話で、生徒に伝えました。人権旬間は今月18日まで続きます。本日は、1時間目に人権集会、6時間目には人権感覚育成プログラムを用いた授業を行いました。人権作文はGWの課題です。身の回りの人権課題に気付く目を養ってほしいです。
人権集会 講話資料.pdf