本日の午前中は始業式、午後は入学式でした。始業式と入学式の式辞で共通していたのは、「自分自身のよいところを見つけること」「周りの人のよいところを見つけること」の大切さについてお話した点です。思春期真っ盛りの中学生には「自分自身のよいところを見つけること」は簡単そうで難しいことかもしれません。「周りの人のよいところを見つけること」は大人にだって難しいです。どうしても「よくないところ」に目がいってしまうからです。難しいのであれば、意識をして「よいところを見つける練習」を繰り返す必要があると考えています。

社会に出る準備期間の中学校生活では、自立し自分の足で歩く場面が多くなります。そのため、思うようにいかないことなどの様々な困難に一人で立ち向かうことも増えてくるはずです。その際に大切なのは、自己肯定感・自己有用感や周りの人から認めてもらえているという安心感をもっていることなのだと思います。学校では、生徒一人一人の頑張りや成長の様子を保護者の皆さまと共有してまいりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。